うちの防犯カメラが、まさか近所の母親を映すことになるとは思わなかった。
相手は同じ幼稚園に子どもを通わせている美穂さん。
普段は明るく愛想もよく、会えば必ず「こんにちは」と笑う人だった。
けれど数か月前から、我が家では小さな物が少しずつ消えていた。
玄関先に置いていた子どもの傘。
宅配ボックスに入っていたはずの菓子折り。
庭に干していた新品の子ども服。
最初は気のせいだと思っていた。
しかし、娘が大切にしていた限定品のぬいぐるみまで消えた時、さすがに夫と相談して防犯カメラを取り付けた。
「近所を疑うみたいで嫌だけど、証拠がないと何も言えないからな」
夫の言葉に、私はうなずくしかなかった。
そして数日後の午後、スマホに防犯カメラの通知が入った。
外出先で画面を開いた瞬間、私は息をのんだ。
映っていたのは、帽子を深くかぶった女性。
その女性は、周囲を何度も確認したあと、庭の窓に近づいた。
手には小さな工具のようなものを持っている。
次の瞬間、ガラスが割れた。
私は手が震えた。
画面の向こうで、女性は慌てるどころか、慣れた様子で窓の鍵を開け、家の中へ入っていった。
その横顔が映った瞬間、私は確信した。
美穂さんだった。
私はすぐに警察へ通報し、映像がリアルタイムで残っていること、犯人が現在も家の中にいることを伝えた。
警察からは「絶対に戻らないでください」と言われた。
その間も、カメラには家の中を物色する美穂さんの姿が映り続けていた。
引き出しを開け、棚を探り、娘の部屋へまで入っていく。
彼女はブランド物のバッグ、現金を入れていた封筒、そして娘のアクセサリー箱まで自分の袋へ入れた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8M_MrG2j88c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]