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4人家族で2か月の水道代が1万8261円、使用量は55立方メートル…夫「子どものシャワーだろ」家中の水を止めてメーターを見ると
2026/09/03

「水道代、1万8261円!?」

2か月分の請求書を見た瞬間、思わず声が出た。

わが家は夫婦と子ども2人の4人家族。今回の使用水量は55立方メートルだった。

上水道9567円、下水道7361円、温泉汚水1333円。合計すると、確かに1万8261円になる。

前回より明らかに高い。

請求書を食卓に置くと、夫は開口一番こう言った。

「子どもたちがシャワーを出しっぱなしにしたんじゃないか?」

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すると高校生の娘は反論した。

「お父さんこそ、毎朝ずっとシャワーを浴びてるでしょ」

息子まで「お母さんが洗濯をしすぎなんじゃない?」と言い出し、食卓は一気に犯人捜しの場になった。

私は誰かを責める前に、本当に使いすぎなのか確かめることにした。

その夜、家中の蛇口を閉め、洗濯機も食洗機も止めた。

そして外にある水道メーターを確認した。

ところが、誰も水を使っていないのに、メーター内の小さな印がゆっくり回っていた。

「これ、どこかで漏れてない?」

家族全員で台所、洗面所、浴室を調べたが、床が濡れている場所はない。蛇口から水が垂れている様子もなかった。

最後にトイレのふたを開けると、便器の中へ細い水の筋が流れ続けていることに気づいた。

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音はほとんど聞こえない。
けれどタンク内の部品が劣化し、水が24時間少しずつ流れていたのだ。

翌朝、水道局へ連絡した。

担当者に使用水量とメーターの動きを伝えると、「漏水の可能性があるため、指定の修理業者に確認してもらってください」と案内された。

その日の午後、業者が点検に来た。

原因はやはり、トイレタンク内部のゴム製部品だった。

部品は長年の使用で変形し、完全に水を止められなくなっていた。

修理代は約9000円。

決して安くはなかったが、放置すれば毎回高い水道代を払い続けることになる。

交換後、もう一度すべての蛇口を閉めてメーターを見ると、今度はぴたりと止まった。

誰の長風呂でも、洗濯の回数でもなかった。

犯人は、家族の誰にも気づかれないまま流れ続けていたトイレの水だった。

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それから2か月後、届いた請求額は約1万1000円。使用水量も大きく減っていた。

請求書を見た夫は、子どもたちに頭を下げた。

「疑って悪かった」

娘は笑って答えた。

「これからは犯人捜しの前に、メーターを見ようね」

水道代が急に高くなったら、まず家中の水を止めてメーターを確認する。

たった数分の確認で、見えない漏水に気づけることがある。

1万8261円の請求書は痛かった。
でも、家族で責任を押し付け合うより、数字と現物を確かめることの大切さを教えてくれた。

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