「仕送り300円ありがとう。カイロが暖かいよ」
真冬の夜、久しぶりに祖母へ電話をかけた私は、その一言で血の気が引いた。
私は誠。
大学卒業と同時に上京し、今は東京で会社を経営している。
幼い頃から、私の両親は金遣いが荒かった。
父の真一は競馬や車に金を使い、母の厚美はブランド物や外食ばかり。
そんな家で私を支えてくれたのは、近くに住んでいた祖母だけだった。
祖母は祖父の遺産を私の学費に回し、いつも言ってくれた。
「誠は私の自慢の孫だよ」
私はその恩を返すため、10年前から毎月30万円を祖母名義の口座へ振り込んでいた。
ところが、祖母の口から出た金額は300円。
しかも、氷点下の冬を電気代節約のためにカイロでしのいでいるという。
「ばあちゃん、俺は毎月30万円送ってる」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=u8nwJYvVgiY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]