「……ああ、これ昨日の残りだろ?」
夫はテーブルに置かれたカレーを見て、鼻で笑った。
「まあ、カレーは二日目の方が美味しいって言うけどさ。でも、俺の金で食べてる寄生虫が手抜きするのは違うだろ」
その隣で義母も当然のように口を挟んだ。
「そうよ。あなたは息子に感謝しなさい。毎日働いて家族を養ってくれているんだから」
私は二人の言葉を黙って聞いていた。
そして、静かに答えた。
「……わかった」
その瞬間、夫は満足そうに笑った。
まさか、この一言が「我慢します」という意味ではなく、「もうあなたたちに何も期待しません」という決意だったとは知らずに。
この時の夫は、自分が何を失うのか、まだ何も分かっていなかった。
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私は夫と職場結婚をした。
結婚して翌年、娘が生まれた。
最初の頃の夫は優しかった。
仕事もできる人で、周囲からの評価も高かった。私も同じ会社で働いていたから、夫の努力を誰より理解していたつもりだった。
しかし、娘が一歳になった頃、夫から突然こんな話をされた。
「仕事辞めて、専業主婦になってくれないか?」
私は驚いた。
「急にどうしたの? 私、来季は大きな案件を任せてもらえそうなんだけど」
すると夫は淡々と言った。
「でも、家庭より大事なものじゃないだろ」
「誰が娘を見るんだよ?」
「俺が稼ぐから大丈夫だって」
その言葉を信じた。
夫が仕事で成功できるように、私が家庭を支えればいいと思った。
でも、それから夫は少しずつ変わっていった。
会社を辞めたその月から、夫は私を見下すようになった。
「今月から生活費、二万円減らすから」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Hv_h-UQGsGA,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]