「ケアマネさん、はっきり言います。訪問介護もデイサービスも、全部やめてもらえませんか」
夫・明夫は、まるで簡単な仕事を頼むような口調で言い放った。
「うちはもう妻がやりますから」
しかし、ケアマネージャーの表情は険しかった。
「ですが、お母様は要介護4です。在宅介護を一人で続けるのは簡単なことではありません」
その言葉を聞いても、明夫は平然としていた。
「大丈夫ですよ。今までずっとやってきたんだから」
そして次の瞬間、私は耳を疑う言葉を聞くことになる。
「それにさ……彼女に子供ができたんだ。だから、お前とは離婚する」
「でも、おふくろの介護は今まで通り続けろよ」
「お前にできることなんて、それくらいしかないんだから」
15年間、一緒に暮らしてきた夫から出た言葉だった。
私は42歳の望美。明夫と結婚して15年になる。
3年前、義母が脳梗塞で倒れ、要介護4の状態になった。
本来なら施設への入居や介護サービスの利用を夫婦で考えるべきだった。
しかし明夫は違った。
「俺は仕事がある。介護はお前がやってくれ」
そう言って、私は会社を辞めることになった。
最初は悔しかった。
けれど、義母は私に優しかった。
「いつもありがとうね」
そう言ってくれる義母のためなら頑張れると思った。
朝晩の薬の管理、食事の準備、体調確認、着替えの介助、通院の付き添い。
介護は想像以上に大変だった。
夜中に何度も起こされる日もあった。
それでも私は3年間、逃げずに向き合ってきた。
しかし、その裏で明夫は何をしていたのか。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YVrvTJkLORc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]