女性天皇をめぐる議論が、再び大きなうねりを見せている。朝日新聞の世論調査では、「女性も天皇になれるようにした方がよい」と答えた人が七十二%に達し、「男性に限るべきだ」は十八%にとどまった。さらに週刊文春が実施した読者アンケートでは、女性天皇を認めることに賛成する声が九十三・一%に上ったという。数字だけを見れば、国民の空気はすでに大きく傾いているように見える。
それにもかかわらず、政界、とりわけ自民党の一部政治家たちは、なぜ女性天皇に強い抵抗を示し続けるのか。京都大学教授の池亀彩氏、東京大学名誉教授の安冨歩氏らの議論から見えてくるのは、単なる「伝統論」では説明しきれない複雑な構図である。
そもそも日本の歴史には、推古天皇をはじめ女性天皇が存在した。しかも古代の女性天皇は、ただの象徴ではなく、政治的な重みを持つ存在でもあった。ならば、現代の象徴天皇制のもとで、女性が天皇になることに絶対的な矛盾があるのか。安冨氏はそこに疑問を投げかける。現代社会では、首相も、企業のトップも、専門職も、性別だけで排除される時代ではない。
にもかかわらず、天皇だけは男性でなければならないとする理屈は、国民感覚から見ても次第に説得力を失いつつある。
反対派がしばしば持ち出すのが「男系維持」や「Y染色体」といった主張である。しかし、それが国民にどれほど理解されているかは疑わしい。多くの人にとって自然なのは、天皇陛下の長子である愛子さまが、その品格と経験を受け継いでいく姿である。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=0hIsNuVJ1u0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]