電気料金の請求画面を開くと、「300,000円」と表示されていた。
最初は30,000円の見間違いだと思った。
しかし何度確認しても、請求額は30万円だった。
家族が増えたわけでも、新しい大型家電を購入したわけでもない。
冷暖房の使い方も普段と変わっていなかった。
燃料費の変動だけで説明できる金額とは思えず、私は電力会社のサイトで使用量を確認した。
すると、私たちが外出していた時間帯にも、電力使用量が大きく跳ね上がっていた。
特に夕方から深夜まで、一定の高い使用量が何時間も続いている。
家の中に電源を切り忘れた機器があるのかと思い、1台ずつ確認した。
エアコン、乾燥機、給湯設備などを停止しても、電力量計の表示は動き続けた。
漏電や配線の故障なら火災につながる可能性もある。
私は家の外周を確認することにした。
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