「離婚の話は息子から聞いた。母親なら自分の気持ちより、子供の将来を優先しなさい」
仕事から帰った私を待っていたのは、義父からの手紙だった。
さらに、「このまま離婚するなら、こちらも黙っているつもりはない」とまで書かれていた。
悔しくて手が震えた。
事の始まりは、夫の浮気疑惑だった。
帰宅が急に遅くなり、休日出勤が増え、風呂にまでスマホを持ち込むようになった。
ある夜、夫が寝たあと、テーブルに置かれたスマホが光った。
「次は奥さんにバレないホテルにしようね」
表示された女性からのメッセージを見て、頭の中が真っ白になった。
翌朝問い詰めると、夫は「ただの冗談」「疑うお前がおかしい」と逆ギレ。数日後には義父から電話があり、「息子を追い詰めるな」「子供から父親を奪う気か」と責められた。
どうやら夫は、自分に都合のいい話だけをしていたらしい。
私は家事も育児もほぼ1人で抱え、夫の帰りを待ちながら何度も話し合おうとした。それでも夫は謝るどころか、「母親なんだから我慢しろ」と言った。
そして届いたのが、あの手紙だった。
私は感情的に反論せず、証拠を集めた。
ホテルのカード利用明細、女性とのメッセージ、残業だと言っていた日の位置情報。さらに、夫が「父さんには、お前が育児ノイローゼで離婚したがっていると言ってある」と笑った会話も録音していた。
1週間後、夫と義両親を自宅に呼んだ。
義父は座るなり、「子供のために考え直しなさい」と言った。
私は黙って、テーブルの上に資料を並べた。
「では、お義父さん。
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