記事
速報
23歳から運送一筋、30歳までに転職5〜6回。「また辞めるの?」と笑われた私が、給与明細の総支給523,900円を見て手を震わせた理由
2026/08/20

給与明細を開いた瞬間、手が止まった。

「総支給額 523,900円」

その下には、「業績給169,061円」と印字されている。

間違いではないかと思い、会社の計算表と勤務記録を3回見直した。残業時間も手当も合っていた。

23歳で運送業界に入ってから7年。こんな数字を見たのは初めてだった。

最初の会社では、朝5時に出勤して帰宅は夜。

広告

荷物を破損させれば自腹だと言われ、手取りは18万円ほどだった。

次の会社では、先輩から怒鳴られる毎日。別の会社では給与の支払いが遅れ、さらに別の職場では無理な運行予定を断ったことで居づらくなった。

転職回数は5回か6回。

履歴書の職歴欄が増えるたび、家族からも言われた。

「また辞めるの?」

「どこへ行っても続かないんじゃない?」

友人には「30歳になっても落ち着けないのか」と笑われた。

悔しかったが、言い返せなかった。

それでも、事故につながる無理な運転や、約束と違う労働条件まで我慢することが正しいとは思えなかった。

今の会社の面接でも、所長は履歴書を見て尋ねた。

「転職が多いけど、うちもすぐ辞める?」

広告

私は7年間無事故の運転記録と、毎日つけていた車両点検ノートを机に置いた。

「会社は何度か変わりました。でも運転の仕事からは逃げていません。安全を守って、長く働ける場所を探してきました」

所長はしばらく記録を読み、採用してくれた。

入社直後、古参の先輩から「どうせ3か月でいなくなる」と陰で言われた。それでも私は反論せず、荷物の積み方や配送順を見直し、急な欠勤が出た日には可能な範囲で別便も担当した。

ただし、無理な運行はしない。休憩と点検は必ず取る。

その姿勢を会社も認めてくれた。

1年後には新人の指導を任され、繁忙期には配送件数と安全評価が業績給へ反映された。

そして30歳になった今年、受け取ったのが総支給523,900円の給与明細だった。

毎月この金額になるわけではない。それでも、働いた分が記録され、手当として正当に支払われたことが何よりうれしかった。

広告

その夜、私は母を食事に誘い、明細を見せた。

母は数字より先に、私の顔を見て言った。

「やっと安心して笑える会社に出会えたんだね」

私は初めて、「もう転職しなくていいかもしれない」と思えた。

5〜6回の転職は、失敗の数ではなかった。

自分を壊す場所から離れ、胸を張って働ける会社へたどり着くまでの道のりだった。

ようやく、ここで腰を据えて生きていけそうだ。

広告

「配達完了」の写真は別のアパート、宅配ボックスの番号も不明――何度目かのAmazon誤配なのに、カスタマーサービスでは「問い合わせできません」
2026/09/28
9月28日、目の前に置かれた「死亡診断書」――性別欄の「女」に付いた小さな丸を見て、大切な人の死が初めて現実になった
2026/09/28
109人中、国語と理科は1位、5科目総合も5位――「少しくらい褒めてほしい」と思って親に見せた成績表で、最初に返ってきたのは叱る言葉だった
2026/09/28
妊娠検査薬に現れたのは「陽性」でも「陰性」でもなく黄色いエンジン警告灯――「これは何を意味するの?」と困惑する画像の正体
2026/09/28
「イベントや人混みでは女性は気をつけて」指先に載った極小の透明チップ写真が拡散――GPS追跡装置に見える部品を調べて分かったこと
2026/09/28
急な出張で夫が慌てて予約した「シングルルーム」――送られてきた写真には巨大な宴会場の中央に布団が1組だけ敷かれていた
2026/09/28
妹の結婚相手に違和感を覚え、姉の私が身辺調査を依頼した――「問題なし・評価B」の報告書に残っていた月14,800円の課金と154,800円の交際費
2026/09/28
買い物から戻るとワイパーに挟まれていた1枚のメモ――「フロントのバンパー、ぶつけられてましたよ」匿名の目撃者が残したトラックの絵とナンバー
2026/09/28
月極駐車場なのに6回も無断駐車された私。今回も自分の区画に知らない車が堂々駐車…30分後に現れた男性へ「全部記録してます」とスマホを見せた結果
2026/09/28
祖母の家の押し入れから出てきた古い包み、開けずに確認すると板垣退助の100円札がまさかの10束…「額面だけでも10万円?」古銭店に写真を見せると最初に言われた一言に驚いた
2026/09/28
今年4回目、妻がまた愛車を壁ギリギリまで寄せて帰宅…私「これ当たってない?」妻「このくらいセーフでしょ」→過去3回の傷写真を並べた瞬間、ようやく表情が変わった
2026/09/28
「また吸ってたの?」3月に2日間家から出したほど揉めた夫の隠れ喫煙…数ヶ月後、ゴミ袋の底から1本や2本ではない吸い殻が出てきた→その夜、証拠写真と1枚の紙を並べると夫は沈黙
2026/09/28
回転寿司でマスカットを2粒目まで食べた時、「種?ヘタ?」と気づいた小さな茶色い点…スマホで拡大した瞬間、“脚のようなもの”が見えて思わず手が止まった
2026/09/28
渋滞中、目の前に現れた見慣れないSUV。迷彩もほぼ無し、隠されているのはメーカー名らしき部分だけ→「これ発売前のテスト車?」と思って写真を残した理由
2026/09/28
「細かすぎ」と笑われた私。でも次の人が最初に触る紙を、用を足した直後の手で折るのは本当に親切?→衛生担当の説明後、職場の“当たり前”が変わった
2026/09/28
朝から側溝に傾いたままの白いエクストレイル、運転手の姿なし・警察への通報記録もなし…数時間後も1cmも動かず「これ盗難車じゃない?」と不安になって連絡した結果
2026/09/28
「ジャストサイズじゃないですよね?」500円弱で出てきたエビチリを見て絶句…白い皿が目立つ盛り付けに我慢できず、そのまま店員を呼んだ
2026/09/28
雨の交差点で突然割り込んできた初心者マークの軽自動車。赤信号で止まって後ろを見ると、リアガラスに「無断駐車・非常に迷惑」の手書き警告…逃げるような運転の理由が気になった
2026/09/28
会社から渡された「勤務中の私用スマホ使用記録票」に5件の記録…9月19日11時46分「退職理由 角が立たない言い方を閲覧」まで書かれていて背筋が凍った
2026/09/28
約束は19時、私は10分前の18時50分に到着。それなのに翌日「20分待たせたんだから謝るべき」と指摘された→“自分が30分早く来た時間”まで私の責任にされて唖然
2026/09/28