私の名前は美咲。現在47歳。
これは、私が大切な家族と歩んできた12年間の物語です。
そして、ある女性が突然現れたことで、忘れていた過去と向き合うことになった話でもあります。
私には2歳年下の弟、優介がいました。
幼い頃、両親は離婚し、私たちは母に育てられました。
しかし、母との生活は決して幸せとは言えませんでした。
母は水商売をしていましたが、家族のために頑張っていたというより、自分自身のために生きているような人でした。
酒を飲んで帰ってくると家の中で暴れ、付き合う男性が変わるたびに生活は不安定になりました。
時には、その男性から私たち兄弟が傷つけられることもありました。
今でいう「毒親」と呼ばれる存在だったと思います。
私はアルバイトをしながら保育士の専門学校へ通いました。
優介は高校へ進学せず、中学卒業後すぐに解体業の仕事を始めました。
まだ子供だった私たちは、自分たちで生きていくしかありませんでした。
それでも、優介は優しい弟でした。
収入が安定すると、私の学費を助けてくれたこともあります。
「姉ちゃん、夢なんだから諦めるなよ」
そう言って笑う弟の顔を、私は今でも忘れられません。
そんな母も、私が23歳、優介が21歳の時に亡くなりました。
複雑な感情はありました。
正直、「どうして普通のお母さんじゃなかったんだろう」と何度も思いました。
それでも、亡くなった時には涙が出ました。
母がいなくなったことで、私たちは本当に身寄りのない兄弟になったからです。
父親の行方も分からず、頼れる親戚もいませんでした。
そんな時、優介は結婚しました。
相手は梨花子さんという女性でした。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JwwBuhCgs4I,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]