82.2mm。
その数字を見た瞬間、私はどうしても実物を見てみたくなった。
カブトムシを飼育している人なら分かると思う。
80mmを超える個体は、写真だけでも迫力が違う。
角の太さ。
胸部の幅。
体全体の重量感。
販売ページには、状態の良い大型個体だと書かれていた。
価格は決して安くなかった。
それでも、長く探していたサイズだったため、私は購入を決めた。
注文後、販売者からメッセージが届いた。
「高温を避けるため、要冷蔵で発送します」
真夏の配送だった。
常温では弱る可能性がある。
だから冷蔵便を使うという説明にも納得していた。
ただし、生体を冷やしすぎれば危険だ。
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