「レナちゃんの方が、よほど母親らしく見えるわね」
妊娠7ヶ月の私、美優の前で、姑はそう言った。
その隣には、淡い黄色のベビー服を胸に当てて笑う女がいた。
レナ、26歳。
夫・直輝の愛人だった。
しかも彼女は、私の家のリビングに当然のように座り、私のお腹の子の母親にでもなったつもりでいた。
直輝はキッチンの入口でビールを飲みながら、何も言わなかった。
私は怒鳴らなかった。
泣きもしなかった。
ただお腹をさすり、自分の部屋へ戻った。
彼らは、妊婦の私はもう逆らえないと思っていたのだろう。
けれど、その日から私は静かに記録を始めた。
このマンションは、私の両親が結婚祝いに買ってくれた私名義の家だった。
直輝は忘れていたのか、あるいは自分の家だと思い込みたかったのか、姑とレナを何度も呼び入れた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=oouI5iMqVJM&t=8s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]