俺の名前はヒロシ。妻と結婚して二年、周囲から見れば何不自由のない幸せな夫婦に見えていた。
妻との出会いは少し変わっていた。きっかけは俺の母親だった。
俺の母と妻の母は高校時代からの親友で、結婚して子供ができた後も交流が続いていた。しかし、俺たちは幼い頃から知り合いだったわけではない。お互いの存在すら知らずに成長していた。
そんなある日、母から「知り合いの娘さんを少し守ってあげてほしい」と頼まれた。
聞けば、その女性は以前付き合っていた男性から執拗につきまとわれ、ストーカーのような被害に悩まされているという。心配した彼女の母親が、俺の母に相談したらしい。
当時の俺は仕事も落ち着いていて、少しでも役に立てるならと思い、その頼みを引き受けた。
やることは大げさな護衛ではなかった。仕事終わりに彼女の職場へ迎えに行き、自宅まで送り届ける。それだけだった。
最初はただの親切心だった。
しかし、毎日のように話をするうちに、俺は彼女に惹かれていった。
明るくて、優しくて、一緒にいるだけで自然と笑顔になれる女性だった。
そして驚いたことに、彼女も同じ気持ちを抱いてくれていた。
俺たちは自然な流れで交際を始めた。
彼女につきまとっていた元彼には、俺がはっきり告げた。
「彼女には俺がいる。これ以上近づくな」
その後、男は姿を消し、俺たちは順調に愛を育んだ。
やがて結婚し、二人で幸せな未来を作っていくはずだった。
しかし、結婚生活は少しずつ変わっていった。
妻は仕事が忙しいと言い始め、家に帰る時間がどんどん遅くなった。
「久しぶりに旅行でも行かないか?」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=0Q9rTw91iMU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]