メレディス・クレアちゃんは、4歳のとき、最愛の愛犬アビーを病気で亡くしました。アビーはメレディスが生まれるずっと前から、クレア家の家族として一緒に過ごしていた大切な存在でした。まさに、兄妹のように育ち、お互いに深い絆で結ばれていたのです。そのため、アビーの死はメレディスにとって耐え難い悲しみでした。
亡くなったその日から、メレディスは泣き続け、両親はどんなに慰めても彼女の涙は止まることがありませんでした。
心の中で愛犬を失ったことに対するショックがあまりにも大きすぎて、メレディスはその現実を受け入れられずにいました。家の中にあるアビーの思い出が、彼女をさらに切なくさせるばかりで、彼女の心は癒されるどころか、ますます深い悲しみに沈んでいったのです。
しかし、ある日、メレディスは突然「神様に手紙を書こう」と言い出しました。天国にいるアビーに自分の気持ちを伝えるため、彼女は母親に手紙を書いてほしいと頼みました。母親はその思いに応じ、ペンを取り、メレディスの言葉をそのままつづりました。手紙の内容は、メレディスがアビーを天国で元気にしてほしいという願いと、感謝の気持ちで満ち溢れていました。
手紙にはこう記されていました。
「親愛なる神様
神様お願いです。私たちの家族・アビーのお世話をお願いできませんか? アビーは昨日亡くなりました。
アビーは天国では病気がよくなっていますように。苦しみがもうありませんように。
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