うちの猫は、正直なところ、見た目に関しては少し損をしているかもしれません。顔つきが悪いのです。目つきが鋭く、顔立ちもどこか険しさを感じさせる。特に窓際に座っているとき、彼の顔はまさに「怒ってる!」という表情そのもので、近所の子供たちからは「パパー!この猫怒ってるよー!!」と叫ばれることが多いんです。
最初に彼を見た人が「かわいいね!」と言ってくれることは、まずありません。
むしろ、「怖い顔してるね」とか「なんか怒ってる?」と、どうしてもネガティブな反応が先行してしまうんです。それも仕方ないかもしれません。だって、猫の表情って、人間の顔と同じように、ある意味「顔相」が影響しますから。でも、実はその顔にだって理由があるんです。
そんな猫を飼っている私の心境は、まさに「かわいい」という評価がほしくても、その顔が許してくれない、ということ。それでも私は、彼の顔を愛してやまない。だって、彼の本当の姿は、その顔とは裏腹に、ものすごくごきげんなのです。彼がどんなに厳しい顔をしていても、実は心の中はいつも「ノドゴロゴロ」と幸せそうに鳴いています。そう、彼はどこかで「みんな見て、私はごきげんだよ!」って言ってるような存在なのです。
そんなうちの猫に対して、私はいつも思ってしまいます。「もしもみんなが彼の本当の気持ちを知ってくれたら…」と。見た目で判断されることが多いけれど、実際に彼がどんな性格で、どんなに愛らしい存在かを知ってほしい。彼の顔は、ちょっと怖いけど、心の中はとっても優しい猫だということを伝えたいんです。
それに、私がこの猫を初めて見たときのことを思い出すと、顔つきだけでなく、その独特な雰囲気もすぐに気に入りました。
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