電話口の担当者は、私が伝えた内容を聞いたあと、
「確認して折り返します」
とだけ答えました。
私は思わず聞き返しました。
「その前に、2か月以上連絡がなかったことへの説明や謝罪はないんですか?」
しかし、期待していた言葉はありませんでした。
最初に異物を見つけた日のことは、今でもはっきり覚えています。
猫が食べやすいようにフードを器へ出し、少し崩したときでした。
茶色いフードの中に、見慣れない灰色の物が混ざっています。
最初は容器の一部かと思いました。
けれど、指で拾い上げると硬く、角のある金属片でした。
あと少し気づくのが遅ければ、猫が口に入れていたかもしれません。
舌や喉を傷つけたら。
飲み込んでしまったら。
そう考えるだけで怖くなりました。
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