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「私の携帯は手元にあるのに…」携帯会社から届いた1枚のハガキに母が困惑。“2026年9月9日、警察に届いた端末”の文字。雨の日の行動を辿ると、忘れていた意外な落とし物が判明
2026/09/16

そのハガキを開いた瞬間、私は首をかしげた。

「え……私の携帯、ここにあるんだけど?」

手に持っているスマホを確認する。

電源も入る。

写真も撮れる。

いつも使っている私の携帯だった。

なのに、携帯会社から届いた案内には、

「お客様名義の端末が警察署に届けられています」

という内容が書かれていた。

しかも、保管場所は兵庫県内の警察署。

電車で向かわなければならない距離だった。

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「私、何を落としたの?」

頭の中は疑問だらけになった。

最近、スマホを失くした記憶なんてない。

毎日使っている。

保育園の連絡もする。

写真も撮る。

財布と同じくらい大切に持ち歩いている。

でも、ハガキには確かに私の名前。

受理年月日は2026年9月9日。

その数字を見て、私はその日の行動を必死に思い返した。

9日は朝から雨予報の日だった。

私はいつものように子供を保育園へ送った。

その後、近所の雑貨屋へ寄った。

そこで買ったものといえば……

モモンガのぬいぐるみ。

「かわいいな」

そう思って買った、小さなぬいぐるみだけ。

その日は大雨になるかもしれないと思っていたから、寄り道も最小限だった。

「もしかして、その時に何か落とした?」

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バッグの中を何度も確認した。

財布。

鍵。

スマホ。

全部ある。

じゃあ警察に届いている“端末”とは何なのか。

もしかして、昔使っていた携帯?

子供のおもちゃ?

壊れた古いスマホ?

それとも……全く別のもの?

考えれば考えるほど気になってしまう。

家族に話すと、

「詐欺じゃないの?」

と言われた。

確かに最近は、警察や携帯会社を装った詐欺もある。

「受け取りに来てください」

と言って、個人情報を聞き出す手口かもしれない。

でも、ハガキには自分の名前。

警察署の情報。

携帯会社からの正式な案内のように見える。

「本当に届いているなら確認したい」

そう思った。

翌日、私は念のため携帯会社の公式窓口へ確認することにした。

担当者に事情を説明すると、

「確認いたしますので少々お待ちください」

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と言われた。

数分後。

返ってきた答えに、私はさらに混乱した。

「確かに、お客様名義の端末が届けられている記録があります」

「ただ……現在お持ちの携帯とは別の端末の可能性があります」

と言われた。

では、一体いつ?

どこで?

何を落としたのか。

9月9日の雨の日。

保育園へ向かった道。

雑貨屋で手に取ったモモンガのぬいぐるみ。

私の記憶にない“もう1つの端末”。

私は翌日、警察署へ向かうことを決めた。

受付で名前を伝えた時、

「こちらですね」

と差し出された物を見た瞬間……

私は思わず声が出そうになった。

「え……これ、私の……?」

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