俺には、幼い頃から忘れることのできない存在がいた。
それは従兄弟だった。
血のつながった親族だから、本来なら仲良く支え合う関係のはずだった。しかし、俺にとって従兄弟は、人生で最も恐ろしい存在の一人だった。
小さい頃から、従兄弟による嫌がらせは日常だった。
最初は、おもちゃを壊される程度だった。周囲から見れば「子ども同士の喧嘩」で済まされるようなものだったかもしれない。
しかし、次第に行動はエスカレートしていった。
中学生になった頃、俺は従兄弟に背中を強く押され、道路へ投げ出されたことがある。幸い命に別状はなかったものの、大きな怪我を負い、病院へ運ばれた。
また別の日には、高さ10メートルほどの場所から突き落とされたこともあった。
今思えば、あの時生きていたこと自体が奇跡だった。
俺は何度も両親に訴えた。
「従兄弟にやられたんだ」
「助けてほしい」
そう必死に伝えた。
だが、両親は俺の言葉を信じてくれなかった。
なぜなら、従兄弟は俺の両親の前では完璧な優等生を演じていたからだ。
「そんなこと、あの子がするわけないだろう」
「お前の不注意じゃないのか?」
逆に責められることさえあった。
俺が怪我をして苦しんでいる横で、従兄弟は笑っていた。
その笑顔を見た時、俺は悟った。
この家には、俺の味方になってくれる人はいないのだと。
高校生になってからも状況は変わらなかった。
俺が怒れば、従兄弟はわざと挑発するような言葉を吐き、俺が反撃すると周囲には「俺が従兄弟をいじめている」ように見せた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Kd4znh1ZfLY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]