俺の名前は鉄。
片道1時間の徒歩通勤に限界を感じ、貯金をはたいて20万円の電動自転車を買った。
会社員の俺にとっては大きな買い物だったが、通勤時間は短くなり、朝の疲れも減った。
「最高の買い物をした」
そう思っていた矢先、妙な違和感に気づいた。
駐輪場に置いたはずの自転車の向きが変わっている。
サドルの高さも微妙に低い。
最初は気のせいだと思った。
だが数日後、営業部のミクが俺の自転車にまたがり、当然のように会社へ戻ってくるのを見てしまった。
「それ、俺の自転車ですよね?」
声をかけると、ミクは悪びれる様子もなく笑った。
「ああ、鉄のだったんだ。外回りにちょうどいいのよ」
「勝手に乗らないでください」
「ちゃんと返してるでしょ?傷もつけてないし、むしろ有効活用してあげてるの」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=F4vLqsC37IM,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]