淡河PA下りへ入った時、最初に感じたのは妙な違和感だった。
大型トラック用の駐車エリアなのに、ところどころへ普通車や軽自動車が停まっている。
白い普通車。
軽バン。
さらにその奥にも乗用車が見える。
一方で、入口からは大型トラックが次々と入ってきていた。
1台のトラックが空いていると思って進んだものの、目の前には普通車。
仕方なくハンドルを切り、別の列へ向かう。
だがそこにも別の車がいる。
「またかよ」
近くに停めた運転手が、窓を開けながらぼやいた。
長距離を走るトラックにとって、PAは単なる休憩場所ではない。
決められた休憩を取ったり、眠気を避けるために体を休めたりする重要な場所だ。
しかし大型車は車体が長いため、一般車用の小さな区画へ入れることはできない。
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