出産後、夫が帰らなくなった―その一言が、私の人生を大きく揺るがす幕開けになりました。私は28歳、大学時代から付き合っていた夫と結婚し、「20代のうちに子どもを生もう」と二人で話し合った末、待望の娘を授かりました。しかし、その幸福感は長くは続きませんでした。
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もともと里帰り出産を希望していましたが、出産間近になって母が入院することになり、義母も仕事で手が離せない状況でした。
最終的に「二人で頑張ろう」と話し合い、夫とともに新しい命を迎え入れる覚悟を固めたのです。しかし、夫の会社では育休を取る文化が浸透しておらず、自然と私一人で育児をこなす「ワンオペ状態」が確定的でした。それでも、夫の「支えるよ」という言葉を信じた私は、その大きな負担も乗り越えられると思っていました。
退院してすぐ、夫の勤務状況が一変しました。夫も私と同じIT業界で働いており、プロジェクト進行中の忙しさも理解していたため、彼が深夜帰宅になることに不満はあまり抱いていませんでした。しかし、やがて深夜どころか、ほとんど家に戻らなくなる日々が続くようになります。この状況には不安が募るばかり―将来、私が職場復帰したときに家庭はどうなるのか、そんな疑問が頭をよぎっていました。
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娘が生後数か月を迎えた頃、偶然の出来事が私の心の中で静かに警鐘を鳴らしました。その日は娘の健康診断で病院に行っていた時のこと。夫の会社の同僚に声を掛けられました。その人は以前、夫と一緒に我が家を訪れたことがあったため私の顔を覚えていたのでしょう。軽い雑談の中で、「最近、ご主人、忙しそうですね」と言葉をかけられた私が、無防備に「ええ、帰りが全然遅いです」と返すと、相手は少し驚いた表情を見せました。
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