深夜の街を走るタクシー。
何気なく利用する便利な乗り物ですが、そこには時として、説明のつかない出来事が起こります。今回は、タクシーをめぐる六つの奇妙で恐ろしい体験談を紹介します。
第一話 橋の上で消えた意識
仕事で、とある工場へ向かうことになった男性は、電車を乗り間違え、本来降りるはずだった駅の一つ先で降りてしまいました。
その駅から工場へ向かうバスはなく、時間にも余裕があったため、歩いて戻ることにします。
すると運良く一台のタクシーが目に入り、彼はそれに乗り込みました。
乗車した場所は普通の住宅街でしたが、近くには小さな祠のようなものがあり、何かを祀っているような不思議な雰囲気が漂っていました。
「お客さん、どちらまで?」
「○○町の工場までお願いします」
運転手と世間話をしながら車は進みます。
会話が苦手な男性は、沈黙を避けるため何気なく尋ねました。
「タクシーって怖い話をよく聞きますけど、運転手さんはそういう経験ありますか?」
しかし運転手は、
「いやあ、特にそういう経験はないですね」
と答えました。
その後、車内には静かな時間が流れます。
やがて街を抜け、山道へ向かう途中、大きな谷を渡る鉄橋が現れました。
タクシーが橋の中央付近へ差しかかった時、突然運転手が言いました。
「すみません。少しここで止まってもらえませんか? 景色がいい場所なんです」
男性が不思議に思っていると、運転手は続けます。
「実は今まで、ここで二人のお客さんを降ろしたことがあるんです」
タクシーは橋の端に停車しました。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=EVdjepc6CNg,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]