母子家庭で月14万円の収入で、13歳の娘と共に必死に生活している私。家は田舎の一軒家で、娘が捨て猫を拾ってきたのが始まりだった。最初はとりあえず保護して、里親を探すことにした。しかし、どうしてもオスとメスが残り、責任を取って飼うことにした。猫の餌代やトイレ砂代がかかり、熱中症対策のために冷房をつけっぱなしにしなければならず、経済的にも大きな負担となった。
それでも、なんとか乗り越えようと必死に働いている。
最初、オスの猫は避妊手術をし、次はメスを手術する予定だった。ところが、メス猫が突然妊娠していることが判明した。避妊手術の直前にやられてしまった様子だ。4匹の子猫が生まれ、現在必死に里親を探しながら生活費も圧迫されている。そして今月、生活費が残り5000円になった。
そのタイミングで、娘から「部活遠征で5000円が必要」と言われ、驚きとともに「これが最後の生活費だから、全部使わないで」と頼んだが、結局、娘はきっちり使ってきてしまった。帰宅した娘はニコニコ笑顔でお土産まで買ってきて、私はその笑顔を見て、感情がついていけず、心の中で怒鳴りたい気持ちを必死に抑えた。
「最初に言った通り、これで今月のお金はないんだよ。来月もワクチンや避妊手術など、何万円かかるんだよ」と言うと、娘は逆ギレし、「一人で生活する」と言い出した。約束した猫の世話も放置しようとする娘に、我慢の限界が来て、思わず「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってしまった。私だってお金のことを言いたくなくても、現実は生活がかかっているのだ。
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