義実家、特に義父母からは「子供を産め、子供を産め」と毎日のように攻撃されていた。プレッシャーを感じながらも、私は自分の体のことを調べるために検査に行った。結果、私は問題なし、原因は夫にあることが判明した。
このデリケートな問題を義父母に伝えるのはあまりにも辛く、せっかく私が耐えられているのに、わざわざ告げるのも気が引けた。
だからしばらくは、義父母からの「子供を産め」攻撃に耐えるしかないと我慢していた。
だが、次第にストレスが溜まり、義父母から全く守ってくれない夫にも愛想が尽き、ついに我慢の限界が来て、離婚を決意した。
私は義父母を言いくるめ、市役所に連れて行き、離婚届を夫と一緒に提出した。その瞬間、義父母が何も知らないままで、「これで夫ちゃんが妊娠できる女性と再婚して孫を抱ける。カ○ワ女は去れ!」と満足げに言った。その時、私は冷静に不妊検査の結果を突き付けてやった。
その時の義父母の顔と言ったら、思い出すだけで笑ってしまう。「カ○ワはお前の息子だよw ばーーーか!!」と小声で言ったら、義父母は殴りかかりそうになったけど、顔を真っ赤にしてなんとか我慢していた。
もちろん、私はわざとそれを言った。DQNな自分に、当時はスカッとした気持ちがあった。
その後、元夫とは別々の道を歩んでいたが、時折会って話をしているうちに、ふと思うことがあった。元夫にカウンセリングを受けてみるよう勧めたのだ。すると、カウンセリングの中で驚くべきことが発覚した。元夫は、いわゆるアダルトチルドレンで、幼少期に警察に保護されるほどひどい虐待を受け、他府県に置き去りにされていたらしい。
「両親の言うことを聞かないと捨てられる」と刷り込まれていたそうで、当時は本人もその記憶を忘れていたと言っていた。カウンセリングを受けるうちに、元夫は穏やかな性格になり、義父母に対しても抵抗できるようになった。そして、ついに義父母との絶縁を宣言した。
その足で、元夫は私にプロポーズしに来てくれた。そして、先週、私たちは再婚を果たした。
これが、私たちの予想もしなかった結末だ。そして、記念としてこの出来事を書き込んでおきます。