青イソメを投げて待つだけ。堤防から「真鯛」を引きずり出す、最もシンプルで残酷な釣り
梅雨の晴れ間、湿った空気がまだ堤防の上に残っていた。
雨上がりの海は、どこか重たい。水面は静かに見えるのに、潮の中には濁りと生命感が混じっている。こんな日は、派手なルアーを投げ倒すよりも、ただエサを海底へ届けて待つ釣りが妙に強いことがある。
今回選んだのは、2日間にわたる堤防からのぶっこみ釣りだった。
使うエサは、どこの釣具店でも手に入る青イソメ。特別な高級エサではない。見た目も派手ではない。けれど、海底に落とせば、その匂いと動きで魚を誘い続ける、昔から信頼されてきた万能エサである。
狙う魚は、真鯛。
本来なら船で沖へ出て狙うイメージが強い魚だ。だが、潮通しの良い堤防、深みが近い場所、岩礁や砂地が絡むポイント、そしてタイミングが合えば、岸からでも真鯛は狙える。
釣り方は驚くほどシンプルだ。
青イソメを針に付け、オモリを背負わせて投げる。底を取ったら、糸ふけを軽く取り、竿先に集中する。あとは待つだけ。
ただし、この「待つだけ」が簡単ではない。
何も起きない時間が続く。風が変わる。潮が少しずつ動く。隣の海面で小魚が跳ねる。竿先が揺れたように見えて、ただの波だったと気づく。そうした静かな時間の中で、本物のアタリだけを見極めなければならない。
タックルは、メジャークラフトのソルパラSPX-832MW。リールはシマノの21アルテグラ4000XG。ラインはよつあみのエックスブレイド スーパー ジグマンX4の2.
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5I9dlqewZfY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]