「バスって、釣り糸が見えているの?」
バス釣りをしている人なら、一度は気になったことがあるはずだ。
クリアウォーターでワームを泳がせていると、ラインが水中にスッと伸びているのがこちらからも見える。人間の目で見えるなら、目のいいバスにも見えているのではないか。そう考えると、急に不安になる。
結論から言えば、バスにはラインが見えていると考えた方がいい。
ただし、重要なのはそこからだ。
ラインが見えているからといって、必ず食わないわけではない。逆に、ラインが見えにくければ必ず釣れるわけでもない。バスが本当に気にしているのは、ラインそのものだけではなく、「そのラインから伝わる違和感」なのである。
たとえば、水中にいるバスの前を小魚が通る。動きが自然で、逃げるように見えれば、バスは反射的に口を使うことがある。ところが、その小魚の動きが不自然に止まったり、急に引っ張られたり、同じ速度で機械的に動いたりすると、バスは一気に警戒する。
このとき、バスはラインを見ているのかもしれない。
しかし、それ以上に見ているのは、ルアーの不自然な動きだ。
画像のように、水中ではラインが白く見えたり、角度によって光を反射したりすることがある。特に晴天、浅場、透明度の高い場所では、ラインの存在感はかなり出やすい。バスが近づいてきても、ルアーの手前で止まり、じっと見て、最後に食わずに反転する。そんな場面では、ラインやルアーの動きに違和感を覚えている可能性が高い。
一方で、濁りがある日や、風で水面が波立っている時、あるいはバスの活性が高い時には、太めのラインでも普通に食ってくる。
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