私の名前は真奈美。38歳。
夫の名前は浩太。私たちは結婚して十年になる。
結婚したばかりの頃、私は「本当に良い家族と縁があった」と思っていた。
浩太の母、つまり私にとって義母である美智子さんは、いつも笑顔で優しく、初めて会った時も「娘が一人増えたみたいで嬉しいわ」と言ってくれた。
その言葉が嬉しくて、私は心からこの家族を大切にしようと思っていた。
浩太には二人の弟がいる。
次男の優太さん、三男の健太さん。
二人とも穏やかで優しく、それぞれ結婚して家庭を持っていた。
特に優太さんの奥さん、美咲さんは気遣いのできる人で、私にもいつも温かく接してくれた。
だからこそ、私はまさか自分がこの家で苦しむことになるなんて想像もしていなかった。
変化が始まったのは、義父が亡くなった後だった。
それまでは美智子さんも普通に接してくれていた。
しかし、優太さん夫婦に子供が生まれ、健太さん夫婦にも子供ができた頃から、少しずつ態度が変わっていった。
最初は小さなことだった。
義実家へ行っても、私だけ飲み物が出されない。
料理を手伝っても「そこじゃない」と冷たく言われる。
私が話しかけても、聞こえないふりをされる。
「疲れているのかな」
「何か気に障ることをしたのかな」
私は何度も自分を責めた。
でも、本当に辛かったのは、浩太が何もしてくれなかったことだった。
義母に嫌味を言われても、私が助けを求めるように目を見ると、浩太はいつも視線をそらした。
「母さんは悪気ないだろ」
「考えすぎじゃないか?」
いつもそう言うだけだった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_7DGvKu2mJY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]