昼間から尺アジが釣れる場所がある。
そんな話を聞いても、最初は半信半疑だった。
アジ釣りといえば、朝まずめや夕まずめ、あるいは夜の常夜灯周りを狙う印象が強い。まして堤防のサビキ釣りで、30cmを超えるアジが次々に上がるなど、普通なら簡単には信じられない。
しかし、新潟のある海釣り施設では、その常識が静かに崩れていた。
SNSでその釣果を見かけたのは、もう一昨年ほど前のことだった。堤防からのサビキ釣りで、尺アジが当たり前のように釣れている。写真に並ぶアジはどれも太く、体高があり、房総半島や東京湾で見るものとは明らかに迫力が違っていた。
いつか行きたい。
そう思いながらも、なかなか踏み出せずにいた。だが今年こそは確かめたい。新潟の海で本当に昼間からデカアジが釣れるのか。その答えを求めて、ついに遠征を決めた。
現地は人気の釣り場だった。前日の夜から待機し、開場と同時に順番に入場する。釣り場に立った時点で、すでに独特の緊張感があった。周囲の釣り人たちも、ただの小アジ狙いではない。誰もが大きなアジを本気で狙っている雰囲気だった。
まずは足元にぶっ込みサビキを入れ、さらにウキサビキで大きいアジを狙う。
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