京都の静かな山あいで、11歳の安達浩輝(あだち・こうき)くんが変わり果てた姿で発見された事件。当初、それは不運な行方不明事件として幕を開けたかに見えました。しかし、捜査が進むにつれて浮かび上がってきたのは、あまりにも不自然で、積み木を無理やり重ねたような違和感の数々でした。
事件の中心人物として逮捕されたのは、継父である安達有紀(あだち・ゆうき)容疑者。しかし、この凄惨な事件の背後には、彼一人の影では説明のつかない「空白」と、沈黙を守り続ける「もう一人の存在」が蠢いています。
まず、私たちの理解を越えているのは、実母の不可解な行動です。最愛の我が子が冷たくなって発見されたという、親として最も残酷な知らせを受けた時、人はどう反応するでしょうか。現場へ駆けつけ、その名前を呼び、せめて最後に対面したいと願うのが、親としての本能ではないでしょうか。
ところが、母親は現場への立ち会いも、ご遺体との対面も頑なに拒み続けたといいます。
これが単なる過度のショックによる防衛本能なのか、あるいは「見てしまえば、自分が保っている何かが崩壊する」という恐怖の裏返しなのか。
さらに驚くべきことに、彼女が縋ったのは警察でも情報の収集でもなく、霊媒師との電話でした。目の前の血の通った現実から目を背け、目に見えない世界に答えを求めたその姿は、あまりにも静かで、あまりにも現実離れしています。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=jWmNGQVl__s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]