京都・南丹市。
山あいに囲まれた静かな町は、本来なら子どもたちの笑い声が響く穏やかな場所だった。
しかし、あの日を境に空気は一変した。
十一歳の男児・ユキ君が姿を消した瞬間から、この町には説明のつかない“不気味さ”が漂い始めたのである。
そして今――。
元神奈川県警の敏腕刑事であり、犯罪ジャーナリストとして数々の凶悪事件を見てきた小川泰平氏が、再び現地へ足を運んだ。
その理由は単純だった。
「この事件、何かがおかしい」
報道だけでは見えない“違和感”を、自分の目で確かめるためだったのである。
小川氏が最初に向かったのは、容疑者が供述した“公衆トイレ”だった。
警察が連日捜索を行っていた場所だ。
現地に着いた小川氏は、まず異様な空気を感じたという。
十台ほど停められる駐車場。
そこに並ぶ複数の警察車両。
奥へ進む捜索隊。
機動隊の姿――。
「普通の捜索とは違う」
長年、数え切れない事件現場を見てきた小川氏だからこそ、その異様さが分かった。
しかも、トイレの位置が妙だった。
完全な山奥ではない。
人目が全くないわけでもない。
駐車場があり、誰でも自由に利用できる。
つまり、“隠す場所”としてはリスクが高すぎるのである。
「本当にここに長時間置いていたのか……?」
小川氏の中に、大きな疑問が生まれていた。
実際、トイレには女性用個室が二つ、多目的トイレもある。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=G9i-6Uo10ng,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]