私は38歳、子ども2人の父親です。6月末に、膵臓がん(ステージ4)と診断されました。
今年5月末、胃の調子が悪く、背中も痛んだため病院で胃カメラを受け、「逆流性胃炎」と言われて胃薬を処方されました。さらに腰背部のMRIでは「腰背部の筋肉疲労」とのことで、湿布や漢方も出されましたが、20日ほど飲んでもまったく良くなりませんでした。
その後、皮膚が黄色くなってきたのに気づき、地元の病院で腹部エコーを受けたところ、医師から「かなり良くない。上の病院で詳しく調べたほうがいい」と言われました。そこで6月23日に採血やエコーなどを予約し、6月25日に結果が出て、膵臓がんの肝転移、胆管閉塞、閉塞性黄疸がかなり重い状態だと告げられました。
結果を見た瞬間、頭が真っ白になり、妻と病院で涙が止まりませんでした。妻は「もうこうなった以上、前向きに治療しよう」と言ってくれました。
6月27日に入院して治療開始。まず黄疸を下げるため、左の胆管にステントを入れましたが、右の胆管は閉塞が強すぎて入らず、6月30日に右胆管へPTCD(経皮経肝胆道ドレナージ)で外に胆汁を出す処置をしました。
1週間経っても総ビリルビンの下がりが遅く、170台から131まで。病院からは一旦退院して自宅で様子を見るよう言われました。退院2日後に再検査すると131から143に上がっていて、どうにもならない気持ちでした。翌日、がん専門病院で相談しましたが、専門医にも決定的な解決策はありませんでした。
7月7日に再入院し、点滴で肝保護と炎症の治療。
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