私と夫の結婚式当日。
式開始まで、あとわずか5分というところで、一本の連絡が届いた。
送り主は兄嫁だった。
「やっぱり今日の結婚式、行かないことにしたから」
突然の言葉に、私は一瞬意味が理解できなかった。
兄夫婦は招待していた大切な親族だった。もちろん、来てもらえるものだと思って準備を進めていた。
しかし、兄嫁から続けて送られてきたメッセージを見て、私は絶句した。
「ご祝儀出すくらいなら、そのお金で温泉旅行に行ったほうがいいでしょ」
「あなたたちみたいな共働きの貧乏夫婦の結婚式に、お金を使う価値なんてないから」
以前から兄嫁は、私が結婚後も仕事を続けることを馬鹿にしていた。
「普通、旦那さんが養ってくれるなら仕事なんて辞めるものじゃない?」
「働き続けないと生活できないなんて大変ね」
そんな嫌味を何度も言われてきた。
だが、私は今の仕事が好きだった。
夫とも職場で出会い、お互いに支え合いながら生きていくことを選んだだけだ。
誰かに養われることが幸せな人もいる。
でも、私は自分の人生を自分で歩きたいと思っていた。
その考えを説明しても、兄嫁には理解されなかった。
「あなたたちとはもう住む世界が違うの。これからは起業家や成功している人たちと付き合っていくから」
兄嫁はそう言い、私たちとの縁を切るとまで言い出した。
私は静かに返した。
「分かりました。それなら、こちらもそのつもりでいます」
まさか本当に結婚式に来ないとは思わなかった。
しかし、彼女自身が選んだことだった。
そして式が始まると、会場には想像以上の人たちが集まっていた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9VvkiHmNPL0&t=5s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]