世の中には、不思議なほど運に恵まれる人がいる。
同じように努力しているはずなのに、なぜか大事な場面で助けが入り、危機さえ好機に変えてしまう人。一方で、懸命に頑張っても報われず、「自分は運が悪い」とうつむいてしまう人もいる。
その違いはどこにあるのか。
京セラとKDDIを創業し、日本航空の再建まで成し遂げた稲盛和夫は、長い人生の中で数えきれないほどの人間を見つめてきた。
そして、運のいい人と悪い人を分けるものは、才能でも家柄でも環境でもないと考えた。
違いは、たった一つ。
日々、どんな心で生き、どんな行いを積み重ねているかである。
稲盛は、人生には二つの力が働くと説いた。一つは、生まれ持った運命。これは自分の力だけでは選べない流れである。だが、もし人生が運命だけで決まるなら、人は何も変えられない。
そこで働くもう一つの力が、因果応報の法則だった。
良い思いを抱き、良い行いを重ねれば、やがて良い結果が返ってくる。悪い思いを抱き、不平や利己心に流されれば、いずれ悪い結果を招く。まいた種は、必ずいつか実る。稲盛はこの法則こそ、運命さえ変える力を持つと見抜いていた。
ただし、その結果はすぐには現れない。
一日親切にしたから、翌日に奇跡が起きるわけではない。一週間感謝したから、すぐ人生が好転するわけでもない。だから多くの人は途中で諦める。「やはり意味がなかった」と愚痴へ戻ってしまう。
しかし、運のいい人は違う。見えないところで良い種をまき続ける。
まず、感謝を忘れない。給料が低い、上司が悪い、環境が悪いと嘆くのではなく、今日も働けること、食事ができること、誰かに支えられていることに気づく。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8tIQPYAsGes,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]