アジア大学ランキングTOP26の表を見た瞬間、多くの日本人が思わず目を止めるはずだ。
そこには、香港大学、北京大学、シンガポール国立大学、清華大学、延世大学、ソウル大学、そして東京大学の名が並んでいる。だが、順位を追っていくと、意外な現実が浮かび上がる。日本を代表する東京大学が、アジアTOP26の最後、二十六位に置かれているのだ。
もちろん、東京大学の世界順位は三十六位と高い。世界的に見れば、今もなお日本最高峰の名門であることに疑いはない。だが、アジアという枠で見ると、香港、中国、シンガポール、韓国、マレーシア、台湾の大学が次々と上位に名を連ね、日本の存在感は思った以上に小さく見える。
一位は香港大学。世界順位でも十一位と、圧倒的な存在感を放っている。香港からは香港科技大学、香港中文大学、香港城市大学、香港理工大学も上位に入り、まさに“小さな地域に強豪大学が密集する”状態だ。アジア教育の激戦区として、香港の強さがはっきり表れている。
二位には中国の北京大学。世界順位十四位。さらに復旦大学、清華大学、上海交通大学、浙江大学、南京大学、中国科学技術大学と、中国の名門校が次々に登場する。
数だけではない。研究力、国際化、資金力、学生数、そして国家戦略。そのすべてが一体となって、大学の存在感を押し上げているように見える。
三位にはシンガポール国立大学と南洋理工大学が並ぶ。世界順位ではシンガポール国立大学が八位、南洋理工大学が十二位。アジア内順位だけでなく、世界全体でも堂々たるトップクラスだ。シンガポールという小さな国が、教育と研究にどれほど本気で投資してきたかを象徴する結果とも言える。
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