【ここ、あなたの店の駐車場じゃありません】
買い物袋を両手に抱えて帰宅。冷蔵品もあるし、すぐまた出かける予定だったから、自宅の駐車場に車を少し斜めに入れた。ほんの数分、荷物を降ろすだけのつもり。
その瞬間、一台の車が入口で急ブレーキ。
窓が勢いよく開き、いきなり怒鳴られた。
「ちゃんと詰めて停めてください!私たち停められないでしょ!」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
ここ、うちの敷地なんだけど。
聞けば、すぐ近くの人気飲食店に並ぶ客らしい。
頼むでもなく、最初から“こちらが悪い”前提の口調。
さらに助手席の奥さんがドアを開けながら言い放った。
「食事するまで停めさせてくれてもいいじゃない!」
そう言って、そのまま列へ直行。
正直、普通に「少しだけ停めてもいいですか?」って言われたら、私は貸してたと思う。
今までもそうしてきた。近所だから、お互い様って気持ちもある。
でも、この態度。
“使わせてもらう側”じゃなくて、“使って当然側”。
その瞬間、スッと気持ちが冷えた。
私は出かけるのをやめた。
車は斜めのまま。家に入り、ドアを閉めた。
しばらくして外を見ると、今度は旦那の方が私の車の前ギリギリに路駐している。明らかに嫌がらせ。
——はい、通報。
警察が来て状況確認。ここは私有地。相手に停める権利はない。路上駐車も注意対象。
ついでに飲食店にも苦情を入れた。
食事を終えて戻ってきた頃には、あの強気な顔は消えていた。
善意って、強要された瞬間に消える。
好意は選択であって、義務じゃない。
礼儀は鍵。
態度は扉を閉める。
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