「扇風機を一日中回しているのに、なぜ部屋が涼しくならないのか」
真夏の蒸し暑い部屋で、そう感じたことがある人は多いはずです。エアコンを使わずに少しでも涼しく過ごしたい。そう思って扇風機をつけっぱなしにし、窓を開け、カーテンを閉める。けれど実は、その暑さ対策の多くが逆効果になっているかもしれません。
まず知っておきたいのは、扇風機には部屋の温度を下げる力がないということです。
扇風機は風を送る道具であって、空気そのものを冷やす機械ではありません。閉め切った部屋で熱い空気を回し続ければ、涼しくなるどころか、むしろ蒸し暑さを強く感じることもあります。
日本の夏がつらい理由は、気温だけではありません。本当の敵は湿度です。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体の熱が外へ逃げません。つまり、部屋を涼しくするために必要なのは、外から入る熱を減らすこと、そして部屋にこもった湿気を抜くこと。この二つが基本になります。
最初にやるべきなのは、窓の外側で日差しを止めることです。室内のカーテンだけでは、熱がすでに部屋に入った後なので効果は限定的です。昔ながらのすだれやよしずを窓の外に設置すれば、強い日差しを大きく遮ることができます。
よしずに軽く水をかければ、蒸発する時に熱を奪い、入ってくる風まで涼しく感じられます。
さらに余裕があれば、ゴーヤや朝顔などで作る緑のカーテンも効果的です。葉が日差しを遮るだけでなく、植物の蒸散作用で周囲の空気もやわらかく冷やしてくれます。準備が難しい場合は、遮熱フィルムも選択肢になります。ただし、網入りガラスや複層ガラスに貼ると熱割れの危険があるため、必ずガラスの種類を確認する必要があります。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=WPMb-lC66bQ,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]