六十歳を過ぎた頃から、椅子から立ち上がるだけで膝に力が入らない。少し歩いただけで足が重い。トイレに行く動作さえ、以前より時間がかかる。そんな変化を感じても、多くの人は「年だから仕方ない」と片づけてしまう。
しかし、その衰えの裏には、単なる老化ではなく、タンパク質不足が隠れていることがある。筋肉は何もしなければ少しずつ減っていく。
特に六十歳以降は、若い頃と同じ食事量では体を支えきれない。それなのに、食事はご飯と漬物、味噌汁だけで済ませてしまう。気づかないうちに、足腰を守る材料が足りなくなっているのだ。
タンパク質と聞くと、多くの人は肉や卵を思い浮かべる。もちろん大切な食品だが、歯が弱くなったり、胃もたれしやすくなったりすると、毎日しっかり食べるのは難しい。そこで注目したいのが、高齢期でも続けやすい三つの食品である。
一つ目は、ピーナッツバターだ。意外に思うかもしれないが、ピーナッツバターはもともと、歯の弱い高齢者がタンパク質を取りやすくするために考えられた食品だとされている。やわらかく、パンに塗るだけで食べられ、噛む力が落ちた人にも取り入れやすい。
さらにピーナッツには、タンパク質だけでなく、不飽和脂肪酸、ビタミンE、マグネシウムも含まれている。筋肉を支えるだけでなく、血管や細胞の健康にも関わる栄養を一度に補えるのが魅力だ。朝食のトーストに大さじ一杯。間食としてリンゴやバナナに少しつける。それだけでも、食事の質は大きく変わる。
二つ目は、イカである。日本人にはなじみ深い食材だが、タンパク質食品として意識している人は少ない。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_XR_P4bhduA,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]