最近、夜中にふと目が覚めることが増えた。トイレに起きたあと、なかなか眠れず、朝も疲れが残ったまま。昼間に眠気を感じることも多くなった。若いころは横になれば自然と眠れ、朝の目覚めも軽かったのに、どうしてこんなに変わってしまったのだろう――そんな悩みを抱える人は多いのではないだろうか。
年齢のせいだから仕方ない、そう思うかもしれない。
しかし睡眠は習慣に大きく影響される領域であり、日常のちょっとした積み重ねで、眠りの質は驚くほど変わる。問題は、多くのことが無意識で行われていることだ。寝る直前までスマホを見続ける。布団の中で考え事をやめられない。体を動かさずそのまま眠る――これらはすべて普通の生活であり、悪気はない。だがこの「普通」が夜中に目が覚める原因となる。
睡眠はスイッチのようにオンオフで切り替わるものではない。日中の活動状態から夜の休息状態へ、徐々に移行する必要がある。この移行がスムーズに行われないと、眠りは浅くなる。例えば、仕事の終わりにそのままスマホでメールを確認する、頭の中で明日の予定を整理する。
体は横になって休もうとしても、脳はまだ活動中。体と脳のずれが、夜中に目が覚める大きな原因となるのだ。
では、どうすれば眠りを深くできるのか。特別なサプリや高価な枕は必要ない。今日から誰でも1分でできる現実的な習慣がある。
まず、寝る前に「1行メモ」を書く。内容は何でもいい。明日の予定、連絡事項、思いついたこと、どんな些細なことでも構わない。
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