最近、なんとなく視界が変わった気がする――そんな感覚に心当たりはありませんか?
「まあ年のせいかな」「疲れてるだけだろう」と思ってスルーしてしまう人も多いかもしれません。でも、その違和感は実は脳梗塞の前兆である可能性があります。
私は国立医学部で300冊以上の論文を読み、病院で多くの患者を診てきました。
その経験から、目の異変は単なる疲れ目ではなく、脳の血管に異常が起きたサインとして現れることがあると断言できます。特に脳梗塞の前ぶれとして出る症状は、一時的に出てすぐ消えることが多いため、見逃しがちです。しかしこの「小さな警告」を見逃すと、48時間以内に本格的な脳梗塞を発症するケースもあります。
目の異変は種類もさまざまです。
例えば、視界の一部が欠けて見えること。テレビの端に映る人物の顔だけ見えなかったり、運転中にサイドミラーの一部が見えなくなるといった現象です。これを「視野欠損」と呼び、脳の視覚をコントロールする部分への血流障害が原因で起こります。
また、物が二重に見える「複視」も要注意。今まで経験したことがないのに急に起きた場合は、目の筋肉や神経ではなく脳の神経系統に問題がある可能性があります。数分から数十分で収まることもありますが、放置すると数日以内に脳梗塞を引き起こすこともあります。
視力が一時的に低下するケースもあります。「さっきまで普通に見えていたのに急にぼやけた」「瞬間的に視界が欠けた」という現象は、脳の血管が一瞬詰まりかけたサインです。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください