京都府南丹市で起きた結希さん事件は、遺体遺棄への関与を父親が認める供述を始めたことで、捜査が一気に新段階へ入った。元神奈川県警捜査一課長の成海達生氏が注目するのは、「なぜ今、このタイミングで逮捕状請求に踏み切れたのか」という一点である。その答えは単純だ。供述の中に、犯人しか知り得ない具体的な事実が含まれ、しかもそれが現場の状況と一致したからだ。
成海氏によれば、遺体遺棄で逮捕状を請求する以上、単なる曖昧な自白では足りない。例えば遺体がどの位置に、どのような状態で置かれていたか。そうした詳細を父親が正確に話し、その内容が発見現場と合致したのであれば、それは極めて強い裏付けになる。だからこそ警察は、家宅捜索と任意同行を並行して進め、その日のうちに逮捕へ向けた流れを固めたのだろう。
では、警察はいつから父親を強く疑っていたのか。成海氏は、遺体が見つかった時点で、すでに捜索差押えや検証許可状の請求準備は整っていたはずだとみる。なぜなら、それ以前から「不可解な点」があまりにも多かったからである。父親は三月二十三日、結希さんを学校まで車で送ったと説明していた。
だが卒業式の日で保護者も児童も多く出入りする朝に、防犯カメラにも映らず、目撃証言も出てこない。警察がその説明を不自然だと感じるのは当然だった。
さらに成海氏は、犯行そのものが三月二十三日以前に起きていた可能性にも言及する。行方不明とされた日にすでに結希さんが学校へ向かっていなかったのなら、実際にはその前に命を奪われていたとしても不思議ではない。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ydRfjuc9V2Q,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]