「足は第二の心臓」と言われるほど、私たちの体にとって非常に重要な部位です。しかし、その足の動脈が硬化すると、心臓から下へ十分な血液が届かず、ある日突然、足が悲鳴を上げることがあります。最悪の場合、足の切断を余儀なくされるケースもあり、決して軽視できない病気なのです。
足の動脈硬化、聞いたことはあるけどピンと来ない方も多いかもしれません。
しかし、発症後5年間の死亡率は大腸がんや乳がんよりも高いというデータもあり、まさに命に直結する病気といえます。
そもそも動脈とは心臓をスタート地点にして、全身に酸素や栄養を送り届ける血管です。足も例外ではなく、動脈が細くなったり詰まったりすると、全身の血流に支障が出ます。これを医学用語で「閉塞性動脈硬化症(ASO)」と呼びます。心筋梗塞や脳梗塞と同じく、足でも深刻な症状が現れることがあります。
足の動脈硬化を調べるために、まず行われるのが「ABI(足関節上腕血圧比)」測定です。
健康な人では足の血圧が腕より高いのが通常ですが、動脈硬化が進むと足の血圧が低くなり、ABIが0.9以下になると危険信号です。さらにCTや造影検査で血管の狭窄や閉塞を確認することもあります。
症状は進行度によってレベル1~4に分けられます。
レベル1:足のしびれや冷たさが続く。記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください