皆さん、日々の疲れや体の不調を感じることはありませんか?階段を上るのが辛い、鏡を見ると肌や髪がパサついてきた、筋力が落ちて体が重い――。その原因のひとつは、意外にも「タンパク質不足」にあるかもしれません。
私たちの体を形作る最重要成分は水分を除くと「タンパク質」です。
筋肉・内臓・皮膚・爪・ホルモンまで、体のほとんどがタンパク質でできています。特に筋肉は約80%がタンパク質から構成されており、ここが不足すると体は材料不足に陥り、筋肉を分解して補おうとします。この状態を「サルコペニア」と呼び、進行すると健康寿命の低下や転倒、糖尿病リスクの増加にもつながります。
では、どのくらいのタンパク質を摂取すればよいのでしょうか。基本の目安は「体重1kgあたり1g」です。例えば体重50kgなら1日50g、45kgなら45gが目安です。さらに効率的に吸収するためには、1日3食に分けて均等に摂取することが推奨されます。朝・昼・夜それぞれの食事で15gずつ摂ることで腎臓への負担も最小限に抑えられます。
タンパク質は大きく「動物性」と「植物性」に分けられます。動物性は肉、卵、乳製品に含まれ、植物性は豆腐や納豆、枝豆など大豆製品に豊富です。最近の研究では、植物性タンパク質を積極的に摂取する方が、糖尿病や心疾患のリスクが低いこともわかっています。動物性と植物性を1対1の割合でバランスよく摂ることが健康維持の秘訣です。
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