長年使い続けてきたテレビのリモコン。気づけば、購入当初は真っ白だったはずの本体が、いつの間にか黄ばんだ色へと変わっていた——そんな経験はないだろうか。毎日手に触れるものだからこそ、汚れや変色は避けられない。しかし、その見た目の変化が気になりつつも、「もう古いから仕方ない」と諦めてしまっている人も多いはずだ。
ある日、私はふとリモコンを手に取り、その色の変化に改めて驚いた。
全体がうっすらと黄ばみ、ボタンの周囲には手垢が蓄積している。いくら拭いても落ちないこの変色に、「やはり買い替えるしかないのか」と考えたそのとき、知人からある“裏ワザ”を教えられた。
「それ、簡単に白く戻せるよ」
半信半疑だった。これまでにもアルコールで拭いたり、洗剤で磨いたりと様々な方法を試してきたが、劇的な変化はなかったからだ。それでも、特別な道具も必要ないという話に惹かれ、試してみることにした。
まず用意するのは、市販の「酸素系漂白剤」とラップ、そして日光。この三つだけである。手順は驚くほどシンプルだ。リモコンの電池を抜き、本体表面の汚れを軽く拭き取ったあと、酸素系漂白剤を水で溶いた液を全体に塗布する。
その上からラップでしっかりと覆い、直射日光の当たる場所に数時間置くだけ。
「本当にこれだけで変わるのか」
最初はそう思いながらも、半日ほど経過した後、恐る恐るラップを外してみた。その瞬間、思わず息を呑んだ。
黄ばんでいたはずのリモコンが、明らかに白さを取り戻していたのである。
完全に新品同様とまではいかないものの、あのくすんだ色味は消え、清潔感のある明るい白へと変わっていた。
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