「足は第二の心臓」と呼ばれることをご存知でしょうか。それほど足は、私たちの健康にとって重要な場所です。心臓から全身へ血液を送り出す動脈が老化や生活習慣病、喫煙などで硬くなり、血流が滞ると、ある日足が悲鳴を上げます。そのまま放置すると、最悪の場合、足の切断を余儀なくされることさえあります。
足の動脈硬化、聞きなれない言葉かもしれません。
しかし、発症から5年間の死亡率は大腸がんや乳がんよりも高いというデータもあり、非常に注意が必要な病気です。今回は、足の動脈硬化の仕組み、症状、検査、治療、そして予防法まで徹底解説します。
そもそも、足の動脈は心臓から送り出された血液を全身に巡らせる重要な血管です。この血管が細くなったり詰まったりすることで「閉塞性動脈硬化症(ASO)」が起こり、血流が妨げられます。心筋梗塞や脳梗塞と同じく、足の動脈も詰まれば深刻な影響が出ます。
進行の度合いは、症状によって4段階に分けられます。レベル1では足のしびれや冷感が現れます。冷え性と区別が難しい場合もありますが、今まで感じたことのないしびれや冷たさが続く場合は注意が必要です。
レベル2では、歩いたり走ったりした時だけ痛みを感じる「間欠性跛行」が起こります。運動中に酸素を多く必要とする筋肉が血流不足になり、痛みを生じるのです。
レベル3になると、安静にしていても足が痛む「安静時痛」が現れます。痛みで夜眠れなくなることもあり、症状を我慢して放置すると、さらに重度のレベル4に進行する可能性があります。
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