皆さんは最近、階段を上るのが辛い、鏡を見ると顔色や肌の調子が気になる、疲れが取れない――そんなことを感じたことはありませんか?実は、それは単なる老化のサインではなく、糖尿病が原因で起きている体からのSOSかもしれません。糖尿病は体中に様々な影響を及ぼし、放置すれば命の危険さえある病気です。
まず、糖尿病の初期サインの一つとして「頻尿」があります。
血液中の糖分が多くなると、腎臓は余分な糖分を尿として排出しようとします。この過程で水分も一緒に引き出されるため、おしっこの回数が増えるのです。男性の場合は前立腺肥大でも頻尿になりますが、糖尿病が原因である場合もあることを知っておくことが重要です。
次に見逃せないのは「皮膚の異常」です。糖尿病では体内の水分が不足しやすく、皮膚は乾燥し痒みを伴いやすくなります。さらに、血中の糖分がタンパク質と結びつく「糖化」によって皮膚の老化が進みます。乾燥した皮膚は外部刺激を受けやすく、ひび割れや感染症のリスクも高まります。代表的なものが水虫で、糖尿病の人は一般の人に比べ2倍の確率で感染しやすいとされています。
これは免疫機能が低下し、白血球の働きが弱まるため、外部からの菌に対する抵抗力が落ちることも関係しています。
さらに、糖尿病が進行すると目への影響も顕著になります。網膜の細い血管が糖分によって傷つき、視力低下やかすみ、飛蚊症などの症状が現れます。これを糖尿病網膜症と呼び、放置すると失明のリスクもあります。だからこそ、糖尿病患者は定期的に眼科検診を受けることが必須です。
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