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漫画の神とアンパンマンの父、——昭和を変えた2人が並んだ“奇跡の一枚
2025/10/15

朝ドラをきっかけに、やなせたかしさんの人生を振り返る投稿が増えている中、こんな写真を見つけました。

左が手塚治虫さん、右がやなせたかしさん。二人が並ぶ写真は意外と少なく、まさに“昭和文化史の断片”のような一枚です。

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手塚さんが少し前のめりで話し、やなせさんが静かに聞いている。

言葉は聞こえないけれど、二人の性格や立ち位置が不思議なほど伝わってくる気がします。

二人の年齢差は9歳。手塚治虫さんは1928年生まれ、やなせたかしさんは1919年生まれ。つまり、やなせさんの方が年上。

けれど、戦後の日本漫画界における地位は、圧倒的に手塚さんが先を走っていました。

『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』——手塚治虫という名前は“漫画そのもの”を象徴する存在になっていた。

一方、やなせさんは当時、三越百貨店の宣伝部に勤務。広告デザインやイラストレーションの世界で生きていた頃です。つまり、まだ“アンパンマンの作者”になる前のやなせさん。

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この写真が撮られたのも、そんな過渡期だったのではないでしょうか。

二人の関係は、対立でも競争でもなく、「異なる価値観を持った創作の同志」だったように思います。

手塚治虫は、常に“未来”を描いた。科学と進化、人間の業と希望。彼の作品には、人類の行く先への強烈なビジョンがあった。

一方、やなせたかしは“今を生きる人間”を描いた。

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