「大腸がんが転移してしまった」
この言葉を聞いた瞬間、多くの人は強い不安や恐怖を感じるかもしれません。「もう治らないのではないか」「これからどうなってしまうのか」と、先の見えない不安に押しつぶされそうになる人も少なくありません。
しかし、医療の現場では「転移」という言葉を一括りには考えません。大腸がんの転移には大きく分けて二つの種類があり、その意味や治療の可能性は大きく異なります。
まず一つ目は、「所属リンパ節への転移」です。
大腸がんが発生すると、がん細胞が周囲の近いリンパ節へ広がることがあります。リンパ節とは、体内を流れるリンパ液の通り道にある小さな器官で、体を守る免疫機能にも関わっています。
大腸の近くにあるリンパ節へがん細胞が移動した場合、それは大腸がんの進行過程では比較的よく見られる状態です。
このタイプの転移は、手術によって大腸の病変部分と一緒に周囲のリンパ節を取り除くことが可能です。そのため、適切な治療を行うことで、がんを完全に取り除き、治癒を目指せる可能性があります。
つまり、同じ「転移」という言葉でも、所属リンパ節への転移は、決して治療の道が閉ざされた状態ではありません。
一方で、もう一つの転移があります。それが「遠隔転移」です。
遠隔転移とは、大腸から離れた場所へがん細胞が移動してしまう状態を指します。代表的なものとしては、肝臓や肺への転移、また大腸から遠い位置にあるリンパ節への転移などがあります。
がん細胞が本来存在していた場所から遠く離れた場所まで広がっているということは、それだけ病気の進行範囲が大きくなっていることを意味します。
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引用元:https://www.youtube.com/shorts/2MBn5C5-lWA,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]