ある夏の日、息子が庭で遊んでいたとき、蚊に刺されてしまった。赤く腫れた肌にかゆみが広がり、彼は手で掻きむしって泣き出した。市販のかゆみ止めを塗ろうかとも思ったが、ふと頭に浮かんだのは庭先に自生するどくだみのことだった。「これを使えば、天然の力でかゆみを抑えられるはず」と私は思い立った。
まず、どくだみの花を収穫する。葉も有効成分があるが、今回は特に花に含まれる抗炎症成分に注目した。
収穫した花は、洗いすぎると有効成分が流れてしまうため、軽く汚れを取る程度にとどめる。指先で花をそっと整え、清潔な瓶に入れる。そして、ホワイトリカーを注ぎ、花が完全に浸かるようにする。これで手作りかゆみ止めスプレーの準備は整う。
24時間後、瓶の中のどくだみの色が濃く変化していた。薄緑から黄色がかった琥珀色に変わり、これは成分がしっかり抽出された証拠だ。この時点で小さなスプレーボトルに移し替えれば、すぐに使える。息子の腫れた腕に軽く吹きかけると、どくだみ特有のさわやかな香りが広がる。
驚いたことに、スプレーしてからわずか1時間ほどで腫れが小さくなり、かゆみはほとんど消えてしまった。
息子は「もうかゆくない!」と笑顔を見せ、私も自然の力に感動した。これまでの市販のかゆみ止めとは違い、化学成分に頼らず、100%天然の力で効くというのは、まさに驚きだった。
近所の方々にも試してもらった。庭仕事中に蚊に刺された方、散歩中にブヨにやられた方にもスプレーを使ってもらったところ、「すぐにかゆみが引いた」「赤みも薄くなった」と驚きの声が寄せられた。
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