皇室典範改正をめぐる議論が、いま自民党内で大きな焦点になっている。物価高、ナフサ危機、生活必需品の値上げ、医療や産業への影響。国民の暮らしを直撃する問題が山積している中で、なぜ今、皇室典範なのか。そう感じた人は少なくないだろう。
話題の中心にいるのは、麻生太郎氏である。
麻生氏は、吉田茂元首相を祖父に持ち、大久保利通の流れにも連なるとされる、まさに日本政治屈指の「華麗なる一族」の出身だ。その血筋と政治的影響力を考えると、皇室典範改正に強い関心を示すこと自体は不思議ではない。しかし、その姿勢が「愛子さまを天皇として認めるのか」という国民的関心とぶつかった時、議論は一気に熱を帯び始めた。
多くの国民にとって、最も自然に見えるのは、現在の天皇陛下の直系である愛子さまが将来の皇位継承の選択肢に入ることだろう。実際、愛子さまへの支持や期待は幅広い世代に広がっている。特定の政治思想ではなく、ただ「今上陛下の御子であり、国民とともに歩まれている方だから」という素朴な信頼が、その根底にある。
ところが、自民党内の一部では女性天皇や女系天皇の議論を避け、旧宮家の男性を養子として皇族に復帰させる案が強く語られている。ここで違和感が生まれる。皇族の人数を確保するため、誰かを制度の中に戻す。まるで人間を「数」として扱っているような響きがあるからだ。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=2I5O45nDnCQ,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]