皇后雅子さまの凛とした佇まい、国際感覚、そして困難の中でも静かに耐え抜く強さ。その背景をたどると、母である小和田優美子さんの存在に行き着きます。
優美子さんは一九三八年一月三十日、富山県に生まれました。旧姓は江頭。幼い頃から名門として知られる田園調布雙葉学園で学び、その後、慶應義塾大学文学部へ進学します。
専攻はフランス文学。当時、女性が大学へ進むこと自体がまだ珍しかった時代に、国際的な教養を身につけていたことは、江頭家が教育を非常に重んじる家庭であったことを物語っています。
大学卒業後、優美子さんはエールフランス航空の極東支社で秘書として勤務しました。海外企業で働く女性がまだ限られていた時代に、語学力と教養を生かして国際的な職場に身を置いたのです。客室乗務員としてではなく、支社の秘書として働いていたという点にも、彼女の知性と信頼の厚さがうかがえます。
そんな優美子さんが出会ったのが、後に外交官として国際舞台で活躍する小和田恆さんでした。
昭和三十年代後半、二人はお見合いで結ばれます。当時の恆さんは外務省の若手エリート官僚として将来を期待される存在。国際法の専門家として頭角を現し始めていました。一方の優美子さんも、エールフランス航空で働く時代の先端を行く女性でした。まさに、知性と国際感覚を持つ二人の出会いだったと言えるでしょう。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=0YFXzoWu15Q,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]